ご あ い さ つ
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◆果物の楽園・「食在台湾」のご紹介。 果物の楽園として知られる台湾には、日本でも馴染みのある台湾バナナ、マンゴーレイシ、キンカンなどの柑橘類などがあります。台湾の中央に北回帰線が通っているため、熱帯、亜熱帯、温帯など、多くの植物生態を見ることができます。変化の多い地形を有する台湾はさまざまなフルーツの生産適地であり、豊かな自然と文化に恵まれています。その自然は複雑で、3000m級の厳しい山岳、平野、盆地、変化に富んだ海岸と離島、豊富な水量を誇る大河と峡谷などを有しています。このような自然環境から、野生生物の台湾固有種の割合が高く、世界の野生物の約20%余が生息し、世界的な保護地域の一つに指定されています。例えば、台湾中央の梨山水系に棲息するサラマオ鱒は、台湾の国魚に指定され、日本の山女魚の近似種として、鮭鱒の南限説にも大きな課題を投げかけています。 また、台湾の人口構成は中国各地の出身をはじめ、台湾原住の人々など異なる多民族からなり、多くの文化が融合。宗教、言語、民族習慣、食生活などの文化も多彩で、なかでも「食」は台湾文化を代表しており、台湾料理、客家料理、湖南料理、四川料理、日本料理、韓国料理、郷土料理があり、食材も多様で「食在台湾」として世界的に知られています。 | |