台湾産果物のご紹介
パパイヤのあれこれ

徹底した品質管理

収穫はトロッコ

パパイヤの実成

活況を呈する集荷場

■木瓜 パパイヤ papaya
チチウリノキ科 パパイヤ属 Eupapaya

 原産地は不明。現在栽培されているパパイアはメキシコ産の交雑種とする説もあります。 熱帯〜亜熱帯気候で生育し、適温は 23-28度。台湾産のパパイヤ栽培は、生産障害を極力避けて、高品質果実の収穫のために徹底した品質管理による大型ハウス栽培で害虫を防除。高品質果実生産に、徹底した品質管理栽培が 中心となっています。

パパイヤは土壌の水分過剰に弱く、やや乾燥気味の管理が必要で、なおかつ、適当な水分を必要とする難しさがありますが、排水性のよい砂質土壌でのハウス栽培に適し、台湾では管理栽培システムが発達しています。品種は農友一號 臺農雑交一號 臺農雑交ニ號などがあります。

 

■パパイヤの成分
 パパイヤには、ビタミンA,ビタミンC,カルシュウム,鉄分が豊富に含まれ、蛋白分解酵素パパインは、蛋白質の消化を助けることでも知られています。また、パパイヤに含まれているサポニンやカルパイン成分は、肝機能を高め、体内の老廃物除去作用から、成人病予防に効果的な成分が多いといわれています。

熱に強いビタミンCも多く含み、ガン予防や血中コレステロール、美容効果にも優れています。パパイヤに含まれるペクチン成分は便秘の解消効果があり、お茶にも含まれているタンニンは血糖降下作用を促進効果。糖尿病の予防、動脈硬化、高血圧予防効果など、機能性食品の代表的な果物として高い注目を集めています。

* ビタミンC------ガン予防、美容
* サポニン-------肥満防止、美肌
* タンニン-------血糖降下作用
* ペクチン-------便秘解消   
* パパイン酵素---蛋白質分解酵素
* カルパイン----- 心臓機能促進

■パパイヤの食べ方
 パパイヤの表皮全体が黄色になったら、へたのまわりを指で押して柔らかくなっていたら食べごろ。果肉を2等分に切り、種を取り除いて、冷やしてからお召し上がりください。