台湾産果物のご紹介・・・1
マンゴーのあれこれ

野生のマンゴー

丁寧に収穫されたマンゴー

延々と続くマンゴー

すべて袋掛けされたマンゴー

南国の島、台湾は世界に冠たる果物の王国。マンゴーはまさに果物の王者です。甘く洗練された風味、ジューシーで美味しい果肉。どれをとっても果物の王者に相応しく、一度味わったら、忘れられない魅惑の果物です。5〜8月の季節を代表する果物として知られ、見た目の美しさも果物の王様であることの条件の一つ。真赤に熟した果肉の農厚な味わい、そして贅沢でジューシーな美味しさは、果物を食することの喜びと、爽やかな健康感を満足させてくれます。アーウイン、ハーディン、ケント、金煌等の品種も多く、マンゴーファンにとっては最高のシーズン、最盛期の夏に御期待下さい。

◆芒果 マンゴー mango
 マンゴー( ウルシ科マンゴー属 ) 学名: Mangifera indica L.
常緑潅木でインド〜東南アジア原産。熱帯・亜熱帯気候の各地で栽培される熱帯果樹の代表種の一つ。
果実は卵形で、品種が多く果実の大きさ、果実の色も品種によって違いがあり果実はぶら下がる形で実成。台湾産の完熟マンゴーは濃厚な味わいで、嫌味のない甘さに定評があります。マンゴー独特の芳醇な香りは、トロピカルフルーツの代表的な高級果実として知られ、中でも台湾マンゴーは最高級品質の代名詞になっています。台湾マンゴーの風味に優れた品種の選定・栽培管理から収穫指導まで、商品性に優れた生産管理と供給を徹底しています。

◆マンゴーの主な栄養 (可食部100g当たり数値・化学技術庁資源調査会編)

 マンゴーにはミネラルとビタミン類が多く含まれ、中でもビタミンAが豊富です。
カロリー(68kcal)・タンパク質(0.6g)・炭水化物(糖質17.6g ) 炭水化物(繊維0.5g )
カルシウム(15mg)・カリウム(170mg ) ビタミンA(890IU)・ビタミンB1(0.04mg )
ビタミンB2(0.06mg ) ビタミンC(20.0mg )

◆マンゴーの食べ方
冷やした果実は種部をさけて切る。タテ、横に切り目を入れ皮部を除いてスプーンやフォークで頂きます。



◆アーウィン(Irwin) アップルマンゴー
 アーウィンは最も多く栽培され6月〜8月上旬に収穫される早生種。果実は長卵形で、果皮は紫紅色、果肉は橙黄色で繊維は少ない。肉質は適度な柔らかさを持ち、多汁で糖度に優れています。果皮が柔らかいことから収穫時の果実の表面が傷つきやすい。生産性、食味、品質ともに安定した人気があります。

◆センセーション(Sensaition)
 収穫期は 8-9月の中晩種。果実は短卵形で、種子は大きく果皮は厚く紅色で光沢がある。果肉は橙黄色で繊維は少なく肉質は適度な柔らかさを持ち、多汁です。果皮が厚く外傷に強いことから、貯蔵性や輸送にも耐えることから市場性が高い。

◆キーツ(Keitt) 
 品質は良好です。収穫期が 9-10月の晩性種で、果実は卵形、平均果重 700gと大きく、果皮は緑色ですが陽にあたる部分には淡い紅色が現れます。果肉は橙黄色で、繊維はすくなく肉質も細かく糖度に優れ、多汁です。

◆ヘーデン(Haden)
収穫期が 7-8月の早生種。高温適地で良く育ち、樹勢は旺盛で果実は卵形です。果皮は厚く美しい紅色をしています。果肉は橙黄色で、肉質は多汁で風味は濃厚。品質は良好で外傷や病に強く貯蔵・輸送性に優れるが、実成が悪いことから栽培は少なめ。