台湾産果物の
ご紹介1 バナナのあれこれ |
| ●研究用バナナ実験畑 | ●研究施設内の管理種苗棚 |
●種苗研究施設は世界規模 |
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バナナの原産地は東南アジアとされ、熱帯から亜熱帯に広く分布する大型常緑多年草です。高さは1.5〜8メートル近い巨大な草本で、台湾を代表する果物です。特異で巨大な花を咲かせ、果房が多いことでも知られます。果房は品種によって大小がありますが、バナナは現在、そのほとんどを自生ではなく人口栽培による苗の供給に頼っています。
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新北蕉種:
多収穫品種 ●世界のバナナ研究の第一線にあるのが台湾の高雄市にあるバナナ研究所。世界一といわれる 小笠原種 ( 在来種 ) : 島バナナ 丈が高く、全体に小ぶりで、完熟するまで剥きにくいのが難点。果肉には、やや渋みがあるが、 完熟すると適度な甘みと風味がでます。生産量、収穫量ともに少なく市場流通量も低いが、 風味がよく在來種の見直し人気がある。サイズも味もモンキーバナナと似ている。 ツンドク・調理用バナナ(フィリッピン) 別名:サンカクバナナ ロングサイズのバナナだが、大味で、生食よりも料理用に使われるバナナで、 完熟しても甘みが少なく渋みの方が強い。 調理すると美味しくなる。熟すると熟れてくると、 やや甘味が出て、生食も可能だが大味である。。 ジャイアント・キャベンディッシュ(エクアドル) 世界中の栽培バナナのほぼ半分がこの種であるといわれるほどポピュラーなバナナ。 仙人種、北蕉種などの台湾バナナに次ぐ大きさだがやや甘味が薄い。改良種も多く、収穫も多い。 キャベンディッシュ(フィリッピン・エクアドル) グラネイン種(キャベンディッシュ改良種) | |||||||